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The White Darkness | 洋書 : English books
The White DarknessThe White Darkness
(2005/09/01)
Geraldine McCaughrean

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イギリス作家の小説では、北極や南極が、現実世界と異世界の境界線として描かれていることが多いような気がする。日本で例えれば富士の樹海といったような感じで、文明の光の届かない魔境のイメージがあるのかもしれない。そういえばナルニアもワードローブの向こうは雪世界だったっけ。

主人公シムは、南極点踏破を目指して遭難全滅したスコット探検隊の一員ローレンス・オーツ大尉を、心の中にあるもう一つの人格として持っていた。彼女にとって、オーツ大尉は良きアドバイザーであり、唯一心を許せる友人でもあった。南極大陸には地中世界への入り口が存在するという説を唱える叔父に同行し、極寒の地への探検旅行へと旅立つシムであったが、彼女を待っていたのは歴史的な発見ではなく、非情な現実だった。

生きるために人間性を失っていく主人公と、既に死んでいるがゆえに人間味溢れるオーツ大尉の人格との対話が織り成すシニカルな人間絵巻。The white darknessという物語に、陽を見るか陰を見るかは、読み手次第なのかしらん。
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【2008/05/23 10:39】 | トラックバック(0) | コメント(0) top↑






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