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The Belgariad : Enchanters' End Game | 洋書 : English books
Enchanters' End Game (The Belgariad) Enchanters' End Game (The Belgariad)
David Eddings (1998/03)
Ballantine Books (Mm)
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この5巻に渡る壮大なファンタジー叙事譚を一言で説明すると、こうなる。

神に対抗する最強の武器は、剣でもなく魔法でもなく、Garion少年の脳裏に焼き付けられたCe'Nedra姫のヌード姿だった。

「一体どうした?」彼の中の乾いた声が尋ねた。
「あいつがイカサマするんだ」ガリオンは怒りながら怒鳴った。
「イカサマ? 私の知らないところで誰かが来て、何か新しいルールでも決めたとでもいうのか?」
「僕の言いたいことが分かるだろ。あいつは、命令に従うのと引き換えに、ポルおばさんを僕の母さんにしてやるっていうんだ」
「嘘だな。奴は過去を変えることはできない。無視するんだ」
「どうやって!? あいつは直接僕の心の中に忍び寄って、僕の一番敏感な場所に触れてくるんだ」
「セ・ネドラの事を考えろ。それで奴を混乱させる」
「セ・ネドラ?」
「奴がお前とポルガラを結びつけようとするたび、お前の慎み知らずの姫様の事を考えるんだ。お前がドライアドの森で彼女の入浴を舐めるように覗いていたとき、まさしくどんな姿をしていたのかはっきり思い出すんだ」
「覗いてないよ!!」
「本当に? ならなぜそんな仔細なディテールまで鮮明に覚えているんだ?」
ガリオンは顔を赤くした。彼の夢想が自分以外にも筒抜けになっていることを、今まですっかり忘れていたのだ。
「セ・ネドラの事にだけ集中しろ。それでトラク神を、俺がうんざりするのと同じぐらいには、苛立たせることができるだろう」 声は一呼吸おくと、「お前がイメージできるのは、たったそれだけなのか?」再び尋ねかけた。

そして全力を振り絞り、持てる英知を全て注ぎこんだエロ妄想をはじめるGarion。苦悶する神。これは世界の命運をかけた精神戦なのである。(´Д`;) …まじで?



真面目な話。期待に違わない、いや期待を超えた大団円。登場人物の各人が主役としてベルガリアード物語を描ききったと言ってしまってもあながち間違いではないはず。これほどキャラクターが生きた小説もめずらしい。1巻読んで、キャラクター小説じゃないと言ってたのは誰だ。自分だ。ごめんなさい。

後半微妙にヘタレ化しつつも軽口が冴えるSilkと、愛すべきちゃめっけ爺(&ロリコン疑惑)のBelgarathと、インテリジェンス人並み。カリスマ神のごとし。ウィズダム蟻レベル。のCe'Nedra姫はその中でも格別に美味しゅうございました。うん、ろくでなし大好きだ。

紙の本の良いところであり悪いところは、結末の時期が自然とわかってしまうところ。あと何枚めくってしまえば、紙面が尽きてしまうのか。あとどれだけ進んでしまうと、この魅力的な紡ぎ手達の物語が幕を閉じてしまうのか。わかってしまう。最後の10ページ、最後の単語を読んでしまうのがとても名残惜しくて、噛み締めるように読み進んだ。こんな気持ちで活字を追ったのは何年ぶりだろう。

勢いつけて読みきって爽快な気分になる物語も好みのひとつだけれど、終わりが近づくにつれて、名残を惜しむ気にさせる情緒たっぷりの物語もまた、心地よい。
……え、マロリオン物語て普通に続き話なの? ガリオン達の子孫とかの話じゃなくて? うぉい。このしんみりした余韻をどうしてくれるんだ!(笑)
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【2007/10/03 20:30】 | トラックバック(0) | コメント(0) top↑






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