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米国で苦戦する"ビジュアルノベル" | 海外エロゲ・ノベルゲーム: Overseas visualnovels
Mac情報サイトMacworldの記事の翻訳です。

From Macworld
http://www.macworld.com/news/2007/04/25/hirameki/index.php

現代版のゲームブックと言える"ビジュアルノベル"。それを発売している数多くの企業のひとつ、ひらめきインターナショナルは、日本で有名な会社ですが*1、 アメリカ市場では小売店の関心を十分に得られず、苦境に立たされています。

先週末アニメボストン2007に出展した同社は、"AnimePlay"シリーズと名づけられたビジュアルノベルの商品をMacとPC向けに出品しました。

ひらめきインターナショナルのセールスマネージャーAldo Donnaloia氏は、「これまで当社は日本のアニメファンと漫画ファンに向けて、ニッチな作品を提供し続けてきたが、このジャンルの知名度の低さと、不良在庫になる恐れから、子売店はビジュアルノベルの取り扱いに及び腰になっている」と説明しました。

ビジュアルノベルはカラフルなグラフィックと音楽、日本の著名声優による演技を売りにしています。ゲームほどの自由度はないものの、電子書籍や映画のように完全な一本道ではなく、プレイヤーの選んだ選択肢によって、ストーリーの結末が分岐していきます。ゲームや映画の持っているテンポの良さと引き換えにして、ユニークな体験を求めるプレイヤーを強くその物語に惹きこみます。

米国の視聴者向けに提供されるビジュアルノベルは、元の日本語音声とストーリーを残したまま、英語テキストに置き換えられています。これは文章を読むのを好まない一部のカジュアルユーザーの興味を失わせるかもしれません。

また、ビジュアルノベルはしばしば女性の服を脱がして性行為に及ぶことを主眼に置いた"デートシム"*2 ジャンルと同一視されますが、このジャンルのテーマはそういう方向だけではありません。ひらめき社は青少年や性的なゲームを好まない人間に向けたタイトルを扱っています。2006年にはMacOS対応タイトル、ゴシックホラーノベル「アニマムンディ」、そして中世日本を舞台とした「用心棒Yo-Jin-Bo」をリリースしました。両タイトルはAdobe Flash技術によりMac/Windowsの両対応になっています。

「このジャンルが日本で大きく成功しているにも関わらず、米国の伝統的なソフト小売店は当社のタイトルを店頭に置き、消費者が新しいメディアに興味を示すかどうかを試すことについて、とても消極的なのです」Macworldの取材に対し、Donnaloia氏はこう答えます。

「彼らはタイトルを一目見て、『それはゲームじゃないね』と、理解を示してはくれないのです」Donnaloia氏は続けます。

ひらめき社は、ビジュアルノベルがひとつの新しい表現の形として書店や図書館にアピールするかもしれないことを期待していましたが、そこでもまた厳しい結果となりました。子売店と同様、図書員や書店の店員もビジュアルノベルを評価はしませんでした。

「北から南まで全ての州を隅から隅まで駆けずり回りましたよ」彼は苛立ち混じりにそう述べました。

ひらめきインターナショナルは現在のところ、アニメコンベンションのブース販売と、アニメ/マンガの熱狂的なファンを顧客とする僅かなリテイラーを通じてビジュアルノベルを販売しています。

しかしながら、過去数年の爆発的なアニメ/マンガ人気の拡大によって、一時はカルトな趣味であったアニメの市場はベストバイのような国内大手の量販店の店頭スペースを確保できるまでに成長しました。ボーダーズ、バーナーズ、ノーブル社もまた、多くの店舗に豊富なマンガコミックスを取り揃えています。

ボストン、マサチューセッツ州で開かれた同コンベンションにて、米国のアニメ供給会社ファニメーションは、2月から同社がいくつかの有名アニメタイトルについてiTunes Storeでダウロード販売を始めたこと、その新規顧客集客能力の高さについて賞賛しました。ひらめき社の関係者も出席したそのコンベンションは、過去5年間で10倍の参加者の増加を記録しています。

Donnaloia氏は、アメリカの消費者が、そして子売店が、日本のビジュアルノベルの持つ魅力に気付き、ゲーム/怪獣映画/その他アメリカの市場に浸透した日本文化と同様のものとして扱い始めることを、時間が解決してくれることに期待しています。

訳注:
*1 この部分はおそらく記者の勘違い。
*2 要するにエロゲー。



個人的には、北米の恋愛ゲーム業界、とりわけひらめきインターナショナルの失策のひとつは、日本アニメを知らない純粋なゲーム好き、に恋愛ゲームのアピールが出来ていないことだと思う。

例えば、英語圏の大手ゲームサイトGamespotで「Ever17」を検索すると、サイトのエディターレビューを得られていない。同じようにかなりマイナー(だと思う)だけど面白いアドベンチャーゲーム「Return to Mysterious Island」は、ちゃんとレビューされている。つまり、マニアなファンにはともかく、一般にはノベルゲームはゲームとして捉えられていない

自分はたまにGamespotでレビュー得点を元に検索をかけて何か目を引くタイトルが無いか探すことがあるが、実際にプレイしたユーザーレビューでは9.2というかなり高得点がついてるのにも関わらず、エディターレビューの得点のないEver17は、検索には一切ひっかかってこない。たとえ面白いタイトルが発売されたとしても、いつも話題が恋愛ゲームファンコミュニティの内輪だけで終わってしまい、新規ファンの獲得には繋がっていかないのだ。

もちろん、日本ではときメモ、プリンセスメーカー、センチメンタルストーリー、といった、コンシューマーゲームプレイヤーを巻き込んで恋愛ゲームをプレイする環境の素地を作ったタイトルが存在した、という事情もあり、単純に比較はできないのだが、予備知識の無い一見さんのプレイヤーを引き込むことができないのであれば、米国恋愛ゲームの市場はそう大きくなることはないように見える。

まあ同じことは日本のRTSとFPSにも言えることなんだけど。住み分けがされすぎちゃってって、エロゲプレイヤーのサイトでドラクエが面白いとかアイマスが面白いとか、あるいはシヴィライゼーションが面白いとかの意見は目にするけど、RTSとかFPSを褒めてる人はあんまり見かけないんだよね。


Translation of above:

I personally think one mistake American visualnovel industory especially Hirameki International is doing is, they've not been able to appeal to pure game fan who doesn't know Japanese anime.

For example, when searching Ever17 on Gamespot, it don't have the editor's review. On the other hand Return to Mysterious Island, as unnoticed (I think) but interesting adventure game as Ever17, have proper review by them. It means generally visualnovel is not regarded as game, aside from enthusiastic fan.

Sometimes I searches games on Gamespot approved by their high review point but Ever17 doesn't shows up in the result at all which received rather great score 9.2 by player but doesn't have the site score. Even if they releases worth games the reputation keeps in closed fan community and hardly lead to acquisition of fresh gamer.

Circumstances between Japan and U.S. is of course different and hard to compare. In Japan there were blockbuster titles, which lead casual gamer to visualnovel world, exist in console game sphere, like Tokimemo, Princess Maker, Sentimental Story. But I assume if they continue to fail to get attention from mainstream genre gamer, admirable growness will not be expected.
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【2007/04/27 22:08】 | トラックバック(0) | コメント(4) top↑






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コメント
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【2007/04/30 20:44】 | [ 編集] | page top↑

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>某氏様
コメントありがとうございましたー。全然気づかなくてホントすみません。まあ、作り手の願望と受け手の需要は違いますやね。
【2007/05/07 16:58】 URL | Nanatuha [ 編集] | page top↑

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恋愛系よりサウンドノベルの方を先に出した方がいいかもね。
日本もときメモから始まる恋愛ゲームの浸透と、弟切草から始まるサウンドノベルの理解があったからこそヴィジュアルノベルの発展があったと思うので。
向こうではそもそも恋愛ゲームと言うのがあまり理解されてないらしいですから、恋愛がテーマ?ノベルなのにゲーム?と二重の壁があるでしょうからね。
【2007/05/22 05:00】 URL | nm [ 編集] | page top↑

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割と未翻訳の日本ゲームに親和性の高い美少女ゲームコミュニティでも、サウンドノベルって何?な状態だったり。

よし。名案が浮かんだ。まずサウンドノベルを普及させるために、取っ掛かりとして美少女恋愛ゲームを発売すればいいんじゃないか!……あれ?
【2007/05/22 09:59】 URL | Nanatuha [ 編集] | page top↑

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