※Jarredの表記を、日本語翻訳版に合わせてジャードと改めました。
うーん。ちょっと描写不足かな。隠れ身マントを羽織る部分は、怪物に木の上に追い詰められて立ち往生して、そのままだんだん暗く冷え込んでくるから「寒い」と言うのに、アニメだと30秒だからなあ。このリーフ、ちょっと根性が足りないっぽい(苦笑) 全体的に話のポイントは抑えてあるけれど、細かい部分を結構はしょってるから、「沈黙の森の最深部に行ったら、二度と帰ってこれない」とか言われてもあんまり重く感じられない。 それにしても3話目にしてもうゴール登場か。速いな。調べてないけど、これ1年シリーズじゃないのかも? はしょったといえば、1話目で省略されたジャードとエンドン王の友情譚をどこかで挿入しないだろうか。 贅沢な宮廷暮らしと飢餓にあえぐ城下の暮らしの対比、民人の怒りは治世している王に向かっているんだけれども、策略によってエンドン王はそれを知らされず、政治も全て大臣に任せっきり。ジャード少年は初めて城の外の世界を見て、その酷い有様と、自分達の生活が他人の暮らしを踏みにじった上に築かれていた事実にショックを受ける。自分の見た事を親友に打ち明けても信じてもらえずに、結局大臣に国の守りアディンのベルトを破壊され、親友と離れ離れになってしまう。 本当は自身の手で親友を救いにいきたいのだけれど、王宮を脱出するときに受けた足の傷のせいで冒険に出ることができなくなり、息子に使命を託す父親の複雑な心情、が省略されてしまったせいで、リーフ父はただの無責任パパっぽくなってしまっているのが不憫だ(笑) 実はこの話、父親が果たせなかった想いを息子がかなえる2世物語としても美味しいんだけど。まあオジサン達はしばらく出番ないから、後半忘れかけた頃に入れてもいいかもしれない。 スポンサーサイト
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