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謹賀新年2007 & There's a Boy in the Girl's Bathroom | 洋書 : English books
あけましておめでとうございます。昨年度は、さまざまな方からご助力を頂けた素晴らしい年でした。今年も良い年であることを祈っております。

今でこそ自分の性癖を垂れ流す変態ブログと化してしまいましたが、そもそもここは初心者向けの洋書の紹介を中心にする予定でした。どうしてこんな、とりかえしのつかないキワモノ道に迷い込んでしまったのでしょう。人生とはほんとうに先の読めないものです。

新年は心機一転初心に返り、一冊の感動的な本を紹介することで、今年の更新始めとさせて頂きたいと思います。

父さん、母さん、俺、今年こそ真人間に戻るよ! 新年ぐらい清く生きるよ!


さて、それでは本の題名ですが、

There's a Boy in the Girl's Bathroom


There's a Boy in the Girls' Bathroom (女子トイレの中に男子がいる)

あいたっ、ちょ、タイトルを見ていきなり石を投げるのはやめてっ。いやマジだから。マジで感動的な話なのおーっ。ら、らめぇーっ。




作者はLouis Sachar、映画化もされたHOLESという作品で米国のニューベリー賞を受賞した、児童文学界では著名な作家です。

この作品の主人公Bradley Chalkersは、虚言癖のため、学校生活と適応できていません。彼はクラスの人間に対して嘘をつき、教師に対して嘘をつき、そして周りから疎まれているのは自分が彼らを相手にしていないからだ、自分の素晴らしさをわからない人間の相手をする必要はないのだ、という態度をとりつづけます。

転校してきたばかりで、他に友人のいないJeffに自分と同じ孤独感を感じ、ひととき仲良くなりますが、彼もまた、Bradleyの行動に振り回され、次第に付き合いを避けるようになっていきます。

Bradleyは思います。ああ、僕は最初から彼のことが嫌いだったんだ。ただ友達のふりをしていただけなんだ。 ほころんだ嘘を別の嘘で塗り重ねているうちに、彼は、自分の気持ちにさえ嘘をつかなくてはいけなくなっていたのです。


そんなある日、彼の通う学校に、ひとりのセラピストCarlaがやってきます。

彼女は他の大人と違って、Bradleyに対して何をしなさい、何をしてはいけない、という事は言いませんでした。彼女はただ、Bradleyの話を真面目に聞き続けました。どんな荒唐無稽な話でも、熱心に耳を傾け、会話を膨らませ、そして最後に必ず、「今日は尋ねてきてくれてありがとう。お話を聞かせてもらって嬉しかったわ」と言うのでした。

Bradleyは、彼女との対話を通して少しづつ変わっていきます。彼女との話題の種をみつけるために、周囲の人間の行動を観察し、気がついたことをノートに書きとめはじめます。他人を観察し、様々なことを考え、話し、そして自分を見つめなおしていきます。考え方ひとつで、世界の色は変わっていきます。いえ、今まで気がついていなかった色彩が目に入ってくるのです。最初はひっそりと、しかし着実に。それはまるで魔法のように。

そして、Bradleyが前向きの生き方を歩み始めたその日、彼は、Carlaが学校から再びいなくなることを知るのでした。



最初はこの主人公、読んでてすごいイライラさせられるんです。それが、話を読み進めていくうちにだんだん感情移入させられて、後半ではBradleyの行動に一喜一憂している自分を発見するんですよね。奇跡なんかおきないし、結末は一種非情ではありますが、それでもどこか希望に満ちた、爽快な物語。

2006年度後半に読んだ本で、一番、読んでよかった。と感じた一冊です。



自分は諸手を上げて言いましょう。「女子トイレ(略称)」とても素敵だよ! 感動するよ!!
……あいたっ、ちょ、待て、石は嫌な"のぉーっ。ああん。もう、ら、らめぇーっ。
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【2007/01/02 16:55】 | トラックバック(0) | コメント(0) top↑






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