えー、はげしくいまさらな話ではありますが。特にこれといって目的もなくファンタジー小説の感想サイトを読んでいて、何気なくナルニア王国の考察を読みふけってしまって、そして盛大に誤読をぶちかましていたことを知ってしまった、このやっちゃった感をさてどうしよう。
【2006/02/05 当ブログ記事より】
はい。ねずみ族の誇りであるしっぽをアスランの力で再生してくれないのであれば、ねずみ一族皆がしっぽを切り落としましょうぞ、という親分思いなリーピチープの部下達の懇願により、アスランが説得されるという、擬人ネズミ萌え人間なら見逃してはならない美味しいイベントを完全に読み逃しておりました。ここに訂正致します。うわあ作者のせいにしてる自分かっこ悪ぅーい。 ふふふ他人の翻訳をあげつらってる場合じゃないよねふふふ。 スポンサーサイト
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From Anime News Network
http://www.animenewsnetwork.com/news/2008-04-19/dey-rey-picks-up-three-new-manga-novel なんかもう何でもありになってきたな。絶望先生なんか時事ネタ内輪ネタの通じない土地で一体どうするつもりなんだろう。一体何ページの注釈をつけるつもりですか貴社は。最近、英語マンガ出版のほうも危ういバブリーな雰囲気が出てきたように感じるのは自分だけなのだろうか。 まあでもなあ、ハヤテのごとくは順調に巻出てるみたいだし、もしかしてマニア層に受ける? ほんとかよ? ……がっ、よくよく考えたら外国の時事ネタ扱いながら知名度のある風刺漫画があるじゃないかっ。絶望先生はスヌーピーになれるか。こうご期待。 |
人のネーミングセンスにケチつけちゃいけないんだぞう。 Seven Seas から満を持して発売された英訳ライトノベルレーベルの第一弾、しにがみのバラッド。正確には以前にブギーポップが同出版社から発売されているけれど、新しい小型版型としてはこの作品と、同時発売の小説版ぴたテン、ストロベリーパニックが先陣ということになる。 内容は率直にいって可もなく不可もなく。1,2話あたりはいまひとつ。一度下落した評価を3話目のカレーで持ち直した感あり。この話は楽しく読めた。ただ、先に書いたとおりこの内容で16歳以上推奨は厳しいような気が。 また、相変わらず感嘆詞が多いというか、変に日本語を引きずってしまっているというか、下記のような文章が気になる部分はある。うわあとかぐわあとか、日文では大量にあってもあんまり気にならないんだけど英文に混ざると名状しがたい異物感を感じる不思議。慣れの問題なのかもしれない。
なに? 叫び声がくどい? 逆に考えるんだ。 『1冊で違う作風を楽しめる2度おいしい本』と考えるんだ。 「ウゥリリリリィィィーッッッッ!!」 「てめーはッ! いまッ 俺を怒らせたッ! スタンド能力・隠者の竹刀<フォーマーケンドークラブメンバァーッッ>!!」 - Momoの奇妙な冒険 第3部 傷跡の花。編 - |
不採算にも関わらず少数のファンの熱意で
http://new.petitiononline.com/mod_perl/signed.cgi?tokyopop PS:あ、ファウスト出すのってDel Reyだったんだ。それは知りませんでした。 うちの本棚にはDel ReyのLord of the Ringsとか、The belgariad とか、Hitchhiker's Guideとか、The Door into Summerとか、Fahrenheit 451とかがあるけど、それと同じブランドからファウストがでるのか。何気に凄いことのような気がするな。 ※傍線訂正:ごめんなさい。8巻まででした。 |
しまったエイプリルフールに乗り遅れた!忙しすぎて1日イベントなんか気がついたら終わってるよう。社畜の身はつらいね。
by ULTIMO SPALPEENさん アメリカでの、日本製ライトノベル売れ行き不振の理由は http://willowick.seesaa.net/article/91938596.html
んー、それもあるだろうけど。マンガの場合も、一部の作品が突出して売れてるだけで、そこらの佳作タイトルと佳作ラノベの売れてなさはどっこいどっこいなんじゃないの? ラノベは弾が少ないから、半ば偶発的に生まれる花形プレーヤーが登場してないだけの気がする、というのがひとつ。 もうひとつ、同じ土俵に立ったとき、自国語の小説じゃなくてライトノベルを選ぶ理由が薄いんじゃないかと。マンガは絵柄とアメコミにない話作り(オルタナティブとか含めると話は違いそうな気もするが)でまだ独自性を保てるけど、ライトノベルは英訳しちゃうとかなり普通のジュブナイル小説とバッティングするんだよね。違いはアニメ絵がついてるぐらいで。で、ここが重要なんだけど、英語の児童書は、大人が読んでも結構面白いものがごろごろしてる。コミックほど傾向が偏ってないので、探せば色んなジャンルが結構簡単に見つかる。日本のテイストに近いものもそれなりにある。極論かもしれないけれど、探しても全然見つからないのは少年向けエロコメディぐらいじゃないだろか。 自分の中ではデルレイも、マンガ出版というよりも、むしろそういう青少年向け空想小説を柱にしてるとこだと認識してるんだけど、その活字出版に慣れてるはずのデルレイがライトノベルに手を出そうとする気配がないのは、現状は英語オリジナルで十分間に合ってるよ、という状態を暗示してるように感じられなくもない。 それからまた、自分が今Ballad of a Shinigamiを読んでいて感じるのは、英訳されてるのは年齢レーティングが窮屈だよなあ、ということ。話の内容から推測するに、しにがみのバラッド の元々のメインターゲットは中高生ぐらい、わりと若い世代だと思う。にもかかわらず英語版は16歳以上推奨なんで中学生は門前払いの雰囲気。同じ16推奨なら、レーティングの緩い(翻訳マンガ・ライトノベルほど矢面していない)洋書で探したほうがもっと刺激的で面白いものが読める。 いや、面白ければライトノベルに限らず売れていいと思うんだけどさ。マンガ・アニメの場合は丁度隙間が開いててそこに入りこめれたけれど、ラノベは真正面から競合しそうだよね。飽和市場に切り込めるタイトルが正直いくつあるのよ、と。 |
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